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外為オンラインの自動売買はいくらから始められる?最低金額や始め方

外為オンラインの自動売買を始めるには

外為オンラインには、予め設定した内容に基づいて自動的に売買を繰り返す「iサイクル2取引」があります。

相場の分析が難しい初心者の方でも簡単設定で自動売買が始められますが、始めるにあたってはそもそもの始め方や、最低金額いくらから始められるのかなど、気になる点も多くあるかもしれません。

FX取引自体は少額からでも始められますが、自動売買となるとまた違った基準が必要です。

そこで、これから外為オンラインを使って自動売買を始めてみたい方のために、始め方や必要資金についての初歩的な内容をまとめました。

各内容を見れば外為オンラインの自動売買をどのように始めるのか、最低金額の目安はいくらなのかも分かるので、自動売買の興味がある方は見ておいてください。

目次

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外為オンラインの自動売買「iサイクル2取引」について

自動売買と聞くと難しいプログラムを組み、複雑なルールによって売買を繰り返すことをイメージするかもしれません。

しかし、外為オンラインの自動売買「iサイクル2取引」では、そういった難しいプログラミングの知識は一切不要です。

最低限のFXにおける知識があれば問題ありません。

設定自体も簡単にできるので、自動売買初心者でも問題なく始められるようになっています。

「iサイクル2取引」とは

外為オンラインの「iサイクル2取引」とは、相場が下押したときに予め決めたポジション間隔で自動的に新規注文を入れ、反発したときに自動的に決済注文が執行される自動売買となります。

公式サイト上の画像を引用すると以下のようになり、相場の変動に追従することで自動売買が繰り返されるようになっています。

為替相場は直線的に上昇や下落をすることは稀であり、上げるときでも基本的には上下をしながら上げていきます。

「iサイクル2取引」であればルールに従って自動的に売買を繰り返すため、上げている中の上下の動きでコツコツを利益が積み重ねられるのです。

難しい設定は不要

外為オンラインの「iサイクル2取引」は、自身で難しいルールを設定する必要はありません。

過去の成績が良い設定内容から選ぶことができるので、どの程度の間隔で売買をすればいいのか分からない初心者の方でも問題なく設定できます。

ルール設定は難しい 自動売買を始めるにあたっては、どのようなルールで売買すればいいのかが決められないことですが、外為オンラインの「iサイクル2取引」ではそういった知識も不要です。

為替相場の動きの特徴を捉えた効率的な自動売買方法となっているので、難しいルールや設定が不要なのです。

「iサイクル2取引」がなぜ効果的か

外為オンラインの「iサイクル2取引」は、上の引用画像の通りに下押したときに買いを入れ、戻したときに確実に利食いをする売買手法となります。

この手法が効果的な理由は、相場の基本である「安いときに買って高いときに売る」が自動的にできることにあります。

初心者にありがちな失敗が、高いときに買ってしまって塩漬けになり、下がり切った安いときに我慢できなくなって売って底で手放してしまうことです。

為替相場の上げ下げに追従して自動的に売買を繰り返すことで、「高値掴み」を防ぎつつコツコツと利益が狙えるようになります。

外為オンラインでの取引の始め方

外為オンラインで自動売買を含む取引を始めるためには、まずは取引口座を開設する必要があります。

取引口座の開設にあたっては必要になる書類もあるので、最低限の条件と合わせてしっかりと確認しておきましょう。

口座開設の条件は特に難しいものではありませんが、条件を満たせないと取引口座の開設はできません。

必要書類は場合によってはいくつかの種類が必要になることもあり、確認が必須です。

口座開設の申し込み手続き

外為オンラインの口座開設は、以下の条件を満たす方が申し込めます。

  1. 満18歳以上の方
  2. 日本国内に在住の方

以前は満20歳からの口座開設となっていましたが、成年年齢が引き下げられたことによって満18歳から口座開設できるようになっています。
※ 参考:成年年齢引下げで変わること、変わらないこと|政府広報オンライン

申し込み条件を満たす方は、外為オンライン公式サイト上にある口座開設フォームから必要事項の入力を進めます。

名前や住所、連絡先、取引コースなど、5分程度で入力が終わる簡単なものです。

全ての入力が完了すると、必要書類の提出に進みます。

必要書類の提出

外為オンラインの口座開設に必要な書類は以下の2点です。

  1. 本人確認書類
  2. マイナンバーが確認できる書類

どちらの条件も満たせるマイナンバーカードがあればそれ1枚で問題ありません。

マイナンバーカードがない場合には、マイナンバー通知カードの有無によって必要書類が以下のように変わります。

通知カードがある場合 ・通知カード+顔写真付きの本人確認書類(免許証等)を1点
・通知カード+顔写真なしの本人確認書類(健康保険証等)を2点
通知カードがない場合 ・マイナンバー記載の住民票+本人確認書類を1点

いずれかの書類や組み合わせで用意し、書類の提出を行います。

提出方法は以下のいずれかで、最も確認が早く手軽なのはスマートフォンのカメラで撮影して提出する方法です。

  • スマートフォンで提出
  • メールで提出
  • FAXで提出
  • 郵送で提出

口座開設完了

必要書類の提出後、内容に問題がなければ3~5営業日でログインID等が記載された書類が郵送されます。

受け取り後にログインをすれば口座開設が完了し、口座に資金を入金すれば外為オンラインでの取引が始められるようになります。

外為オンラインの口座開設は無料でできるので、取引口座にお金を入れて損失が出ない限りは費用がかかることはありません。

口座開設後は、一定期間内の取引量に応じてキャッシュバックを得られるキャンペーンを行っているので、せっかくの機会なのでキャッシュバックの獲得も狙ってみましょう

外為オンラインの自動売買の始め方

外為オンラインの自動売買「iサイクル2取引」は、外為オンラインでの口座開設が完了すればすぐに始められます

まずは売買ルールの設定となりますが、難しい設定は必要なく、ログイン後に「iサイクル2取引」メニューから以下のいずれかを選ぶだけです。

  • ランキング方式
  • マトリクス方式
  • ボラティリティ方式

それぞれの方式については次の通りです。

ランキング方式

ランキング方式は、過去の対象期間内で運用成績が良いものがピックアップされるため、その中から好みの売買ルールを選ぶだけです。

「iサイクル2取引」ランキング方式
※ 画像は外為オンライン「iサイクル2取引」画面より

対象期間を半年、通貨ペアを全て、ポジション方向をトレンドとした場合のランキング例となります。

足種やポジション間隔、最大ポジション数などが書かれていて少し難しく感じるかもしれませんが、「現資金で可能な分のみ」にチェックを入れてあれば、口座資産内で選択可能な売買ルールのみが表示されるので分かりやすいです。

ポジション方向の「トレンド」とは FXは買いでも売りでもポジションが持てるので、「トレンド」にしておくと上げ相場と判断されれば買いで自動的に売買をし、下げ相場と判断されれば売りで自動的に売買をするように切り替わります。

この中から好みのものを選択し、注文LOTを決めて登録するとランキング方式での自動売買の設定が完了します。

これまでの運用成績が良いものから選べるため、難しい売買ルールが分からない方でも安心です。

表示されている成績はあくまで過去の対象期間内のものであるため、この先もその成績通りにいくというものではありません。

マトリクス方式

ランキング方式よりも自分で選ぶ箇所が多いのが、マトリクス方式です。

以下の画像のようにポジション間隔と想定変動幅ごとの決算損益pipsが一覧で表示され、この中から好みのマスを選ぶことで売買ルールの設定ができます。

「iサイクル2取引」マトリクス方式
※ 画像は外為オンライン「iサイクル2取引」画面より

青で塗られている部分が取引資金から選択可能なルールです。

マトリクス方式の注意点は、売買ルールによっては多額の資金が必要になることあります。

リスクにも注意したい 想定変動幅が大きい(表の下にいく)ほど資金が多く必要になり、ポジション間隔狭い(表が左にいく)ほど同じく多くの資金が必要になります。

資金が多く必要になればリスクも大きくなってくるので、自身の資金やリスク許容度に応じて選ぶ必要があります。

また、表に表示される決済損益pipsは過去の対象期間のシミュレーション結果となるため、将来の収支を保証するものではありません。

ボラティリティ方式

ボラティリティ方式は、以下のように通貨ペア、参考期間、想定変動幅を選ぶだけのシンプルな売買ルールです。

「iサイクル2取引」ボラティリティ方式
※ 画像は外為オンライン「iサイクル2取引」画面より

売買ルールのイメージが掴みにくく、初心者にはあまりおすすめできないかもしれません。

運用資産を入力して「テンプレート表示」を押すと売買のイメージが表示されますが、ランキング方式やマトリクス方式のように決済損益pipsで表示されるわけではないので、やはり分かりにくいです。

外為オンライン公式サイトでもランキング方式とマトリクス方式に比べてボラティリティ方式の説明は少ししかされておらず、あまり利用を想定していないことが分かります。

自身で変動幅を決めたい場合などに使えないことはありませんが、初心者がわざわざ使う方式ではないかもしれません。

外為オンラインの自動売買はいくらから始められる?

外為オンラインの自動売買「iサイクル2取引」は、通常コースとminiコースで最低必要金額が異なります

miniコースなら少ない資金からでも自動売買が始められるので、初心者の場合にはまずはminiコースから始めるのが良いでしょう。

miniコースは1,000通貨単位、通常コースは1万通貨単位での取引の違いとなります。

miniコースは1,000通貨単位でしか取引できないわけではないので、もちろん1万通貨や10万通貨単位での取引も可能です。

最低金額の目安は10万円ほど

miniコースで「iサイクル2取引」の自動売買を始めるためには、最低でも10万円以上の資金があったほうが良いです。

自動売買ではない取引なら数千円で取引可能ですが、自動売買の場合にはポジションを積み重ねることがあるため、ある程度の余裕のある資金が必要になります。

資金が少なすぎる場合のデメリット 自動売買に使う資金が少なすぎると運用ルールが限られてしまい、思うような結果が得られないことも多くなります。

通常コースの場合には取引単位が10倍になることで、必要資金の目安もおよそ10倍です。

必要資金はルール次第

自動売買「iサイクル2取引」の必要資金は、どのような運用ルールを用いるかによって大きく変わります。

例えばマトリクス方式で自動売買を決める場合であれば、以下のように現在の資金から選べる運用ルールが青塗りで表示されます。

「iサイクル2取引」マトリクス方式
※ 画像は外為オンライン「iサイクル2取引」画面より

資金が少ないと、選べるルールが右上にどんどんと狭まってしまいます。

ギリギリの資金だと想定変動幅が狭くポジション間隔が広いという、あまり効率的ではない運用方法しか選択できなくなることもあります。

その運用ルールが悪いわけではありませんが、それしか選択できないのと自身でそれを選択するのでは違った意味になってきます。

「iサイクル2取引」は資金を運用するという売買方法であるため、自身で取引するときに比べてある程度の資金が必要になります。

まとまった資金ではなく少額からFXを始めたい場合には、まずは自身での取引から始めてみるのも良いかもしれません。

自分自身で取引する場合 自動売買ではなく自身で取引をするなら口座資金が5~6万円ほどから始められ、1,000通貨単位ならその10分の1の金額でFX取引が始められます。

コースに付く「R」の違い

通常コースとminiコースには「R」が付くものと付かないものがあります。

「R」の有無の違いは損失が拡大したときの強制ロスカットになる証拠金率の違いで、「R」が付いているほうが早くにロスカットが入るため、許容損失幅が狭まります。

コース 取引単位 ロスカット判定
通常コース 1万通貨 取引証拠金×20%
通常コースR 1万通貨 取引証拠金×100%
miniコース 1,000通貨 取引証拠金×20%
miniコースR 1,000通貨 取引証拠金×100%

※ 参考:ロスカットと証拠金判定|外為オンライン

取引証拠金率とロスカットの関係は少し分かりにくいのですが、FX取引を始めるなら知っておかなければなりません。

取引証拠金率について

外為オンラインではレバレッジが最大25倍までかけられます。

ドル円が140円のときに1万通貨を買うとすると、その金額を25で割った資金が口座に入っていれば取引できることになります。

140円×1万÷25で必要証拠金は56,000円です。

ロスカット判定の取引証拠金率とは、ポジションの損失が拡大した際に、必要証拠金に対してどの程度の割合を下回ったらロスカット(強制決済)されるかの基準です。

通常コースRの場合には、ロスカットが取引証拠金×100%となっているため、56,000円の必要証拠金でドル円を1万通貨買った場合には、0.1銭でも下回った時点でロスカット判定にかかってしまいます。

ギリギリの資金で取引をするのは現実的に不可能になります。

一方、「R」のないコースであれば取引証拠金×20%がロスカット基準です。

上記の例であれば56,000円×20%の11,200円がロスカット基準となる必要証拠金であるため、損失が44,800円を上回った時点でロスカット判定となります。

小資金でも余裕が持てる ロスカットまでの判定が広い分だけ余裕が持てますが、その代わりにロスカットになった際の損失は大きくなるデメリットがあります。

どちらかが良いかは取引スタイルにもよるので、コース選択時には取引証拠金率で重要になる「R」の有無もしっかりとチェックしておきましょう。

外為オンラインの自動売買の注意点

難しいプログラミングの知識がなくても簡単設定で始められる「iサイクル2取引」には、知っておくべきいくつかの注意点があります。

設定が難しくないからといって、知識も必要ないかというとそういうことではありません。

FXはリスクを伴う取引のため、最低限の知識は持っておく必要があります。

代表的な「iサイクル2取引」における注意点やリスクは次に挙げるものとなりますが、これら以外にもFXには様々なリスクがあるので注意が必要です。

ポジション間隔とコスト

「iサイクル2取引」はポジション間隔を狭めると、最大で多くのポジションを抱えることになります。

例えばポジション間隔が10pipsで100pips超で相場が下押ししたときには、最大で10Lotのポジションを抱えます。

同じ下押し幅でもポジション間隔が50pipsなら最大でも2Lotです。

ポジションを多く建てることになればそれだけ多くの証拠金や取引コストが必要になり、リスクも大きくなります。

一方で狭い幅でポジションを取ることで細かな変動でも利益が狙えるようになるので、取引に使える資金やリスク量からポジション間隔を決めなければなりません。

想定変動幅の広さ

想定変動幅は、ポジションを建てたときの各ポジションの逆指値までの幅を指します。

この幅が広ければ、細かな「ノイズ」と言われるような変動でも損切りになることはなく収益が狙える反面、相場が反転した際に損切りの幅まで大きくなってしまいます。

想定変動幅=許容リスク 想定変動幅は許容できるリスクを指します。投資におけるリスクとは資産が減ることではなく、資産の振れ幅を指しています。
※ 参考:リスクとリターン|投資の時間|日本証券業協会

想定変動幅を大きくすると勝率は向上していく傾向にありますが、一度の損失が大きくなってしまうので、投資資金と自身で抱えられるリスクのバランスで決めることが重要です。

短期間で大きく増やせる投資方法ではない

「iサイクル2取引」の注意点として最も大きいのが、この自動売買は短期間で資金を大幅に増やせる運用方法ではないという点です。

真偽は別として、FXは短期間で資金を何倍にしたなどという話が溢れかえっていますが、「iサイクル2取引」でそれを実現するのは非常に難しいです。

コツコツと資産を運用する売買方法になるたため、10万円の資金を短期間で100万円にしたいと考える方には向いていません。

ある程度の資金を用意できる方が、株などと合わせて分散させて運用する投資方法の一つという考え方です。

短期間で大幅に増やすことをチャレンジしたい方は、「iサイクル2取引」ではなく自身の裁量でFX取引をするようにしてください。

FX編集担当より

著者より一言

FX取引に用いる為替レートは、株のように持っていれば上がるというものではなく、基本的にレンジのような動きをするものです。事実、ドル円レートで見れば2022年から2023年の歴史的な円安水準を除くと何十年も変わっておらず、下がれば上がって上がれば下がってを繰り返しています。その上げ下げの中で自動的に売買を繰り返してくれる「iサイクル2取引」は、理にかなった投資手法と言えるでしょう。

外為オンラインの自動売買でよくある質問

売買サイクルの設定をしたらもう見なくてもいい?
頻繁にレートやチャートを見る必要はありませんが、大事なお金を運用しているので、異常なことが起こっていないかの確認程度はしたほうが良いです。
実際にどれぐらい儲かるの?
「iサイクル2取引」の取引画面のランキング方式を見ると、該当期間と通貨ペアで運用した場合の決済損益pipsが確認できます。参考としては、過去1か月で見たときに最も良い結果で+5,000pips超、過去3か月で+10,000pips超となっています。
※ 運用時期によって異なります。
下げ相場だと自動売買は損し続ける?
「トレンド」の機能があるので、上げ相場のときは買い注文を繰り返し、下げ相場のときは売りから入る注文を繰り返すことができるので、上げ相場でも下げ相場でも運用可能です。
この記事を書いた人
株式会社ユービックウェブFX編集担当
株式会社ユービックウェブ
FX編集担当

今から15年以上前の、国内口座でも400倍のレバレッジで取引ができた時代にFX取引をスタート。最初に取引をしたのは豪ドル円の買い。
その後は相場から離れたり戻ったりしながら、今ではFXだけでなく日本株個別投資、先物取引、CFDと一通りのものを触る相場ジャンキー。

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